検索
スクワラン、ホホバオイル…。目的に合わせた「美容オイル」の選び方

2018.02.14

スクワラン、ホホバオイル…。目的に合わせた「美容オイル」の選び方


美容オイルの役割は、肌を包み込んで潤いをキープし、不足した油分を補うこと。スキンケアはもちろん、マッサージやヘアケアをする際にも使えます。しかし美容オイルにはさまざまな種類がありますから、どれを使うべきか悩んでしまうこともあるはず。そこで今回は「目的に合わせた美容オイルの選び方」をご紹介します。

幅広く使える「オリーブオイル」

オリーブオイルは食用としてもおなじみですね。オリーブの実から抽出したもので、日本では瀬戸内海の小豆島が産地として有名です。


オリーブオイルの主成分であるオレイン酸は、皮脂に近いといわれています。肌なじみがよく、比較的安価なので、全身に使いやすいオイルです。ヘアケアやパック、クレンジングなど、用途も幅広いのが特徴。どのオイルを選ぼうか迷ったときには、これを選ぶと無難です。

乾燥する季節のスペシャルケアには「ホホバオイル」

ホホバオイルはアメリカの先住民が肌を保護するために使用してきたという歴史があり、現在では人工心臓の潤滑油としても使われています。


安定性が高く、酸化しにくいという特徴があり、肌なじみもばつぐん。皮脂に近い「ワックスエステル」という成分が豊富で、さらっとしたテクスチャーなので、肌につけてもあまりベタつきを感じません。


このオイルも幅広く使えますが、私は乾燥対策のスペシャルケアに活用しています。

マッサージには「スクワラン」

スクワランも安定性が高く、乳液やクリームによく配合される成分です。サメの肝油やオリーブ、米胚芽などから抽出した「スクワレン」という物質に水素添加して作られるのが一般的です。このスクワレンは、ヒトの体内にも存在します。


スクワランは皮膚の潤いをキープしてやわらかくするエモリエント効果が期待できます。ふだんのスキンケアにはもちろん、マッサージに使うのもおすすめです。

エイジングケアには「アルガンオイル」

モロッコに生息する「アルガンノキ」という植物の実から抽出されたオイルです。オレイン酸や、抗酸化作用の高いビタミンEを多く含んでいるので、エイジングケア化粧品に使われることも多いです。 


希少価値が高く、ほかのオイルと比べるとやや高価ではあります。しかし、少量でも潤いをキープすることができるので、コストパフォーマンスはいいかもしれません。

美白ケアには「グレープシードオイル」

ブドウの種子から作られるオイルです。美白成分として医薬部外品にも配合される原料のリノール酸が豊富に含まれています。肌の収れん作用や保湿効果も期待できるため、アロママッサージのキャリアオイルとして使われることも多いです。

肌のゴワつきには「アーモンドオイル」

アーモンドから作られるアーモンドオイルは、マッサージオイルとして使われることが多いです。最近ではメラニンの生成を抑制する働きが認められたという実験データが公開されており、美白作用も期待されています。エモリエント効果が高いので、乾燥でゴワゴワした肌のケアにもおすすめです。



いずれのオイルも、大切なのは「品質管理」。高温多湿を避け、開封後は早めに使い切りましょう。また、オリーブオイルのように食用としても知られているものがありますが、肌に塗布する場合はスキンケア用のものを選ぶようにしてください。ご自身の肌に合わない場合もありますから、まずは少量でパッチテストを行うことも大切です。


正しく使って、なめらかな肌を手に入れましょう!


(執筆・監修 元化粧品メーカ勤務・美容家 渡辺あきこ/OFFICE-SANGA)