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「お肌の曲がり角」って実際にあるの?曲がるとどうなる?

2017.09.15

「お肌の曲がり角」って実際にあるの?曲がるとどうなる?


肌が衰え始めてしまう年齢、または時期のこと「お肌の曲がり角」なんて言いますが、これって本当にあるものなのでしょうか?もしあるとすれば、何歳くらいのお肌を指すのでしょう……?今回は「お肌の曲がり角」について、『美容皮膚科 用賀ヒルサイドクリニック』の鈴木稚子院長に聞いてみました!

取材協力・監修


鈴木稚子 院長


医学博士。日本赤十字医療センター登録医。日本医師会スポーツ認定医。日本皮膚科学会正会員、日本抗加齢医学会。2000年に用賀ヒルサイドクリニックを開院。


⇒『美容皮膚科 用賀ヒルサイドクリニック』

http://hillside-cl.com/

■肌の劣化は生まれたときから始まっている!


紫外線などの肌への悪い影響が蓄積すると、新しい肌を作るリズムが大きく崩れます。そうなるとくすみやシミ、そばかすが目立つようになります。こうした肌機能の大きな劣化が、一般的にお肌の曲がり角とされているものです。


しかし鈴木院長によると、「人間の肌は生まれた瞬間から劣化が始まり衰えていくものなので、明確に『曲がり角が来る』というものではない」とのこと。


生まれたばかりの肌は、皮脂を分泌するなどの機能は未熟ですが、「劣化」ということを考えると一番きれいな状態。ですので、「曲がり角」という表現からイメージされるように、「ある年齢まで『肌の美しさ』が上昇し続け、ある年齢になると今後は下降し始める」といったことは起こっていないのだそうです。

■「お肌の曲がり角」は早ければ10代でやって来る!?

では「曲がり角」と表現されている肌機能の大きな劣化は、何歳くらいから起こるものなのでしょうか? 鈴木院長に聞いてみたところ、「人それぞれで肌への影響は異なるため、何歳になると大きく劣化するというのは一概には言えません。ただし、早い人は10代でもシミなどが目立つようになるケースもあります」とのこと。


お肌の曲がり角は20代でやって来るというイメージがありますが、10代だからといって過信するのは禁物ということですね。

■肌の劣化を食い止めるにはケアと食事の工夫が必要!


では、肌の機能が衰えるのを少しでも防ぐには、どんなことに気を付けるといいのでしょうか?鈴木院長に聞いてみたところ、「年だけの劣化だけでなく、紫外線や活性酸素などさまざまな影響を受けて肌は劣化します。ですので、日焼け止めを塗るなどして紫外線対策をすることがまず挙げられます。夏だけでなく冬でもしっかり行うようにしましょう」とのこと。


そのほかにも、

  • バランスの良い食事をする

  • 寝るときは化粧を落とす

  • 0時までには寝る

といったことも肌にとっては大事なことに挙げられるそうです。食事内容もスナックなどは避け、自然由来のものをしっかり摂取することがポイント。20代だと「まだ若いから大丈夫」と過信して、化粧したまま寝てしまう人もいますが、しっかり落とすようにしましょう。



「まだ『お肌の曲がり角』じゃないから」と安心している人もいるかもしれませんが、どんなに若くても肌の急激な劣化を迎えるケースもあるそうですよ。将来のことを考え、早い段階からケアをしていくべきなのかもしれませんね。


(中田ボンベ@dcp)