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ブスファイル08:不快な風を吹かせまくる「サーキュレーターブス」

2017.09.03

ブスファイル08:不快な風を吹かせまくる「サーキュレーターブス」


世の中にはさまざまなブスがいる。なにも顔面偏差値が低い者だけがブスではない。本連載では現代社会に存在するさまざまなブスをジャンル分けし、その生態や対処法、また己がそうならないための予防法を紹介していく。


サーキュレーターブスとは

空調の循環ができたり、電気代の節約になったりなど、エアコンが普及した現在でも、重宝されているサーキュレーター。そんな、我々に心地よい風を送り続けてくれるサーキュレーターとは違い、決して心地よいとは言えない風を吹かせ、周囲を不快にするのが「サーキュレーターブス」である。

今回は、このサーキュレーターブスに分類される3つのブスを紹介する。


少ない風量でしっかり空気を変える「微風ブス」


自慢や不満などをはっきりと言葉にせず、空気で感じさせるブス。

主にSNSやLINEのひとことなどで、微妙な風を吹かせることが多く、主に内容は自慢したい出来事、またはツラい感情や不満である。それらをアピールして、かまってほしいという欲求は大きいくせに、明言しないため周囲の人間を不快にさせることが多い。

例えば、SNSにドリンクが2つ並んだだけの“あからさまな”写メをアップし「#0405」といった謎の日付をタグで入れたりする。また、「あぁー、涙ってこんなに出るものなんだ。。」とだけツイートし、「何かツラいことがあったのかな?」という空気を作るが、誰かが「何かあったの?」とコメントしても「ちょっとねw」と多くを語らない、などの行動をとる。


【微風ブスの対処法】

微風ブスは、とにかく嬉しいときには自慢したい、自分が悲しいときには同情してほしいという欲求が強いため、それらをすべて満たさないよう行動するのが有効。SNSで自慢らしき風を吹かせていたら、何もコメントせず「いいね」を押すのみに留め、気にかけてほしそうなツイートは完全スルーでいること。

そうしてかまってもらえない状態が続くと、だんだんと風量を強めてくるため、微風ブスを更生へと導くが、かまってほしい欲求を抑制することはできないため、うざい奴には変わりない。


【微風ブスにならないための心得】

「言うならば皆まで言え。言わぬなら皆飲み込め」


全方位的に心地よい風を送ろうとする「首振りブス」


あっちにもこっちにもいい顔をする首振りブス。

このブスには2タイプあり、ただ単に自分がないためにみんなの意見に頷いてしまうタイプと、みんなに好かれたいという策略のもと嘘をついてでも媚を売ってしまうタイプだ。前者の場合、我がないためすべてに本気で共感している一方、後者の場合は我が強すぎるために、思ってもないことでも共感したふりをし、それを相手や周囲にしっかりとアピールする。そのため、両タイプの振る舞いは似ているが性質は真逆といえる。

また、後者は好かれることを目的に全方位的に首を振り、心地よい風を送っているつもりだが、すべての言動が湯葉ほどに薄いため、すぐにそれがバレてしまい人に全く信頼されない。一般人、芸能人ともにこれといった長所のない人間によく見られるタイプのブスである。口癖は「めっちゃわかる〜!!」。


【首振りブスの対処法】

すべての人に共感をする、あるいはしているフリをする首振りブスは、前述のように意見や知識が薄く、底が浅い。よって、あからさまな嘘にはすかさず指摘するのが有効。例えば、「このバンドめっちゃいいよね〜」と言い、「わかります〜めっちゃいいですよね!」とブスが返したら、わざと新譜のタイトルを挙げ、「◯◯とか懐かしいよね〜」と言ってみる。すると、「あ〜わかる〜」と口走るので「◯◯はまだ発売もされてないわw本当は全然知らないでしょ?」とトドメを刺す。お察しの通りその場の空気は最悪になるが、首振りブスの首を固定させることはできる。


【首振りブスにならないための心得】

「全ての人を肯定して愛されようとせず、愛した一人の全てを肯定しろ」


時間がくると完全に電源が落ちる「切タイマーブス」


決められた時間内でしか頑張ることができず、活動停止する切タイマーブス。

逆を言えば、決められた時間までは問題ないのだが、電源が落ちた後の怠惰っぷりが凄まじく、極度な二面性を持つ。

一度オフの姿を見られてしまうと、同性からは「猫をかぶっている」と嫌われ、彼氏からは「騙された」と失望され、捨てられる場合が多い。

そのため、このタイプのブスと付き合う場合は、「いきなり家に行くこと」を絶対にしてはいけない。会う予定が入っている時間以外は、自動的に電源が切れるため、部屋がとんでもなく汚かったり、風呂にすら入っていないなど「女性として」と言うより「人として」どうかと思う状態だったりする。

サプライズで喜ばせるつもりが、こっちがサプライズしてしまうので注意が必要である。


【切タイマーブスの対処法】

このブスは、決められた時間内では頑張れるので、周囲に迷惑をかけることはほとんどない。

ただ、前述のようにオンとオフの姿に乖離があり過ぎるため、真剣な交際は避けるべきだろう。しかし基本的に会うときは電源がオンになっている状態なので、事前に察知するのは非常に難しい。


【切タイマーブスにならないための心得】

「女としての電源を切っても、人間としての電源は切るな」



(ライター/ほりかわ イラスト/夕海 編集/ヒャクマンボルト)

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