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あらゆるダイエット法を試しても痩せられない
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痩せてもリバウンドしてしまうことが多い
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意志が弱く、途中で挫折してしまう
「ダイエットは永遠のテーマ」といえるほど、多くの人が注目していますよね。
今回はダイエットの失敗パターンから3つのタイプに分類し、「色の持つイメージ」をつかった対策を解説します。
まずは、ひとつめの失敗パターンを見てみましょう。
◇パターン1:あらゆるダイエット法を試みたのに痩せない
ネットや本、テレビでも、ダイエットに関する話題は事を欠きません。お店に立ち寄れば「糖質オフ」や「カロリーゼロ」といった商品、健康を訴求した商品が目に飛び込んできます。
そんな時代と環境で、意識しない方が難しいダイエット。小学生までもダイエットにいそしむ現代で「今まで話題となったダイエット方法はほとんど試しました!」という方も少なくないと思います。
さまざまなダイエットを試したものの、失敗してしまった人。そして、成功しなくても意外と幸せに楽しく暮らしている方なら、「イエロータイプ」といえるでしょう。
♦イエロータイプの傾向
注目を浴びたりみんなの中心にいたりすることが比較的好きで、ダイエットの失敗も、まわりからは「気にしていない」ように見えます。
四六時中ダイエットを意識しているはずなのに、食べ過ぎてしまうという状態はまさにイエローカードです。
「パープル」を味方に
イエロータイプの方は、実はいつまでも痩せられない自分自身をストレスに感じて抱え込んでいる可能性があります。
「パ-プル」を意識することは、いつもの行動パターンを変えることに繋がるでしょう。
パープルは知性と気品を意識する色。本来イエロータイプの方は自分軸をしっかり持っています。そんな人こそパープルの服やアイテムを身に着ける、持っていなかったら買ってみることをご提案します。
パープルを日常に取り入れることで、脳で思い描いている理想の自分を目覚めさせ、本来のあるべき姿に近づきやすくなります。
◇パターン2:ダイエットとリバウンドを繰り返している
集中力があり、目標を決めたら中途半端なことはせずに突き進む力を持っている。過酷なダイエットにも成功し理想の体を手に入れた過去がある、という方も多いでしょう。
何事にも気合を入れて取り組み、比較的自分に厳しい性格の方が当てはまるかもしれません。
このように、目標達成のために自分を厳しく管理する方は「レッドタイプ」です。
♦レッドタイプの傾向
理想に向かって一直線に進む一方で、目標体重をに達成した後、張りつめていた力が突然途切れたようになってしまう傾向にあります。
突き進んでいるときには「忍耐力」が必要となります。その耐えている状態が強力なストレスの根源になってしまい、後に暴走する可能性を秘めています。これがリバウンドに繋がってしまうのです。
「グリーン」のイメージを膨らませる
有言実行のレッドタイプは、行動力があり、素晴らしいです。しかしそのとき我慢していたことが反動として起こるのは防ぎたいもの。
そのためには、目標達成をゴールにするのはお休みして、あえて目標を決めず「バランスをとること」に意識を向け、心にゆとりを持たせます。バランスのとれた肉体、バランスのとれた食生活。まずは難しく考えずに、手を抜く・力を抜くというより「力を分散する」と捉えてみましょう。
ダイエットを目的にせず、心と体のバランスを取るようにすると、結果もついてくるでしょう。
地球上の植物の代表色ともいえるグリーンは、自然から生まれた色。自然の恵みを体に取り入れるという行為は調和をとることに繋がりますが、自然の植物のイメージは癒しに繋がり、張りつめているものを緩和する作用があります。
結果を出すためにがんばるより、理想の体でいるためにバランスの良い食事を心がけたら体重が減っていた!という方が、心と体を状態良くキープできるでしょう。
◇パターン3:お腹が空いていないのに食べてしまう
朝起きたら食べる。ランチの時間が来たから食べる。お腹が空いていなくても、規則正しいリズムで3食しっかり食べる。自分の体型に納得していないけれど、職場でお菓子をいただいたら、迷わず「いただきます」と反応してしまう。
何事にもまじめに対応する方は、「ブルータイプ」といえます。
♦ブルータイプの傾向
ルールは破らず、守るタイプ。落ち着いていて冷静で、信頼のおける人だと周囲に思われているでしょう。不規則なシフトの仕事よりも、定時の仕事の方が合っているような方ともいえます。そんな方におすすめなのは「身体の声をきく」ことです。
「オレンジ」でご褒美
オレンジは快楽を表す色です。
これからは、ただ目の前にあるものを食べるのではなく、「ご褒美として食べる」ようにしてみませんか。ご褒美なので、自分が欲するものでないとダメですし、あまりお腹がすいてないのに食べるという行為も見直すことができます。人間の体はよくできていて、体の調子を整えていれば、体に足りない栄養素を感じ取れるようになるといいます。
体が求めるものを、求める時間にご褒美としていただきましょう。医師がすすめる適量の食事法、腹八分目も意識するとよいですね。
身体の声に耳を傾けて素直になることを意識し、毎食幸せだと思える食生活は何かを改めて考えましょう。普段ブルー系ばかりを選ぶ傾向にある方は、今日からあえてオレンジ色のものを選ぶようにして、自分の反応を客観的に見てみるのも良いと思います。
◇おわりに
今回はダイエット失敗でありがちなパターンをイエロー・レッド・ブルーという3つの色が持つイメージに分けて考えてみました。
どの色のイメージが一番ご自身に近かったでしょうか。
自分の気づいていない課題が可視化できる色の世界は、とても不思議で面白いですね。ぜひ、ダイエットの際には参考にしてみてください。
【ANSEM目肌育成マエストロ・日本ネイリスト協会本部認定講師/木下 ゆみ】