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美は変顔から生まれる!?顔の筋肉をトレーニングする「顔ヨガ」に挑戦

2017.06.05

美は変顔から生まれる!?顔の筋肉をトレーニングする「顔ヨガ」に挑戦


はじめまして。二重アゴが顔に染み付いてしまったライターの小林有希と申します。



最近、写真を撮られると、二重アゴが映り込みます。



友人との記念写真も、この通り黒歴史写真へと早変わり。運動音痴ゆえに、ランニングやヨガなど体を動かすことは皆無。このままだと、どんどん顔がふくれて破裂するんじゃないか……!!


そこに編集部から「顔ヨガの取材をしませんか?」という天の声が。


顔ヨガとは顔まわりの筋肉をトレーニングすることで、しわやたるみを撃退できて小顔になれるというものなんだとか。顔に筋トレってどういうこと?

 

さっそく、顔ヨガインストラクター・後藤亜也さんに教えてもらいました。

取材協力・監修



後藤亜也先生


顔ヨガ・アドバンスインストラクター/ピラティスインストラクター

40代後半にして一念発起、ピラティスインストラクター資格を取得し、スタジオインストラクターとして活動を開始。しかし「体幹のインナーマッスルはトレーニングで維持・コントロールできるのに、顔のトレーニングはできないのか」と疑問を抱き、顔ヨガに挑戦。講師の顔のハリやツヤに驚き、顔ヨガの魅力にはまり、2017年春にインストラクターに。2017年5月からはピラティスだけでなく、顔ヨガのレッスンも開催予定。


▼Smiley style

http://blog.livedoor.jp/smileystyle31/

■顔筋の衰えは現代病!? 筋力低下は肌の地すべりを起こす


小林

「そもそも、なぜ顔の筋肉は緩んでくるのでしょうか?」


後藤さん

「女性は特に、お腹が出てきたり二の腕がたるんだり、体の緩みを気にしますよね。体は筋トレなどして筋肉を動かさないと、引き締まりません。顔の筋肉も同じなんですよ」



後藤さん

「最近は、仕事でもメールでのやりとりが増えて、無表情で会話することが多いと思います。表情をつくる筋肉、表情筋を使わなくなると年々衰えていってしまうんですよね」


小林

「顔の筋力がないと、どんなことが起こるのでしょうか?」


後藤さん

「実は表情筋って、頭蓋骨の上に乗っているだけなんです。表面の皮膚を支えていますが、筋力が衰えると皮膚を引き上げられないため、重力に負けてしまいます。肌が地すべりするように、たるみやシワを作ってしまうんですよ! こんな感じに」



小林

「肌の地すべりって恐ろしすぎる……。私のアゴ下の肉も、筋力低下が原因だったんですね……!!」


特殊メイクかな? と思うくらいに、なにか詰め込まれたような私のアゴ。

後藤さん

「表情筋は60もあって、顔の皮膚は一枚で首と繋がっているため、顔だけでなく首、胸元まで筋肉を動かします。ストレッチすると血行が良くなって新陳代謝も改善できるんですよ。顔のハリ、ツヤが復活するし、メイクのノリも良くなります!」

■現実を受け止める覚悟はありますか? 顔筋チェックが恐ろしすぎる

顔ヨガは一日3分ほど続ければ、およそ2週間で効果が出ます。始める前にまず、顔から首元まで映る大きさの鏡を使って、自分の顔が今どのような状態かをチェックします。


なんでも、これで過去・現在・未来の顔が分かるというのです!



正面から鏡に向き合い、目を閉じて力を抜きます。そのままの状態で目を開いたときに見えた真顔が「現在の顔」です。



私の真顔はこんな感じ。


チェックするポイントは、眉毛の高さ、目尻の左右差、小鼻の開き、ほうれい線の深さと長さ、口角の左右差。私は全体的に左側半分が右側よりも下がっている印象でした。想像よりもひどくて、笑う。



鏡があると自然にキメ顔になるのは、自分をごまかしていることなんだとよく分かりました。



鏡を床と平行にして、上から覗き込むと10年後の「未来の顔」が見えます。下に向いた顔は、重力で頬が垂れて、ほうれい線がくっきり。首筋のしわも濃くなって……。自分の未来を覗くと、笑っていられなくなりました。こんな現実、受け止めきれない……。



最後は、5〜10年前の「過去の顔」。鏡を天井と平行にして、見上げます。


小林

「え、美人じゃん。やっぱりさっきの顔はまやかし……」


後藤さん

「いえいえ、現実ですよ(笑)。この『過去の顔』を目指して、顔ヨガをがんばりましょう!」


■顔ヨガできれいを取り戻そう! 真剣に変顔に取り組んでみる

ヨガを効果的にするための約束ごとは3つ。これらを守った上で、顔ヨガにいざ挑戦!


1:ポーズは思いっきりすること。ためらいがあると効果が減ります。

2:呼吸は止めないこと。ヨガが基本なので、鼻からゆっくり息を吸って、口から出します。

3:毎回、鏡を使って、正しいポーズを確認すること。


1)ウォーミングアップの「くちゃくちゃぱっ」



1:鼻から大きく息を吸い、目・鼻・口をおもいっきり中心に集めて息を吐く。上唇も鼻につけるように持ち上げる。



2:吐き切るときに「ぱぁっ」息を吐きだして脱力し、緩める。最後に息をゆっくり吸いながら、目を閉じて、ポーズは終了。


ウォーミングアップを兼ねたこのポーズは、顔全体の筋肉を使うために、リンパの流れを良くして、むくみを解消します。



小林も実践。×ゲームでわさびに当たったみたいな顔です。頬の辺りが赤いのは、血行が良くなっている証拠です。


思いっきり息を吐き出すとツバが飛ぶ飛ぶ。とはいえ、そんなことに構う余裕はありません。顔の表面を動かそうとしても、普段使っていない筋肉なので難しい! 



2)首のしわをとる「ひっひっひー」



1:鼻から息を吸い、口角を下げるようにして「ひっ」と息を吐き、一拍分口を緩める。

「ひっ」のとき、首に細かな筋が立っているかチェック。



2:(写真は緩めているときの顔)リズムよく「ひっ・ひっ・ひー」と息を吐きながら、口を引き、首の筋を立てる。


このポーズは、下唇を外側と下方に引く下唇下制筋(かしんかせいきん)から、アゴ下〜胸元にかけて繋がっている広頚筋(こうけいきん)を鍛えることで、首のシワを解消します。


先生の首元の筋がとがっているのがわかります。負けじとやってみましたが……



カピバラのような顔に。げっ歯類系の表情が続きます。



ポーズを繰り返すとアゴがガクガクしてきた……。どうやら使っている筋肉が間違っているようです。


小林

「顔も筋肉痛になったり、パンプアップしたりするんですか?」


後藤さん

「筋肉痛は体に感じるほどではありませんよ。顔ヨガは、やればやるほど体は疲れるんだけど、表情が生き生きしてくるんですよね! 疲れ顔知らずになるというか。ひとつひとつの筋肉は細かいので、パンプアップはありません(笑)。思う存分やってください!」



3)二重アゴを解消する大技「ビックリスマイル」



1:正面を向いて、目を見開いてびっくり目にする。眉間やおでこにシワを寄せないように、眉を動かさずに、下側のまぶたも開くように意識。



2:スイカの切り口のように、しっかりと口角を上げて笑う。



3:親指と人差し指で丸をつくり、頰の一番高いところの肉をぐーっと持ち上げる。

4:下唇を口の中(内側)に巻き込んでその形をロック。


口角からこめかみまで続く大頬骨筋(だいきょうこつきん)と、頬を膨らませる頬筋を鍛えて、頬をリフトアップすることでほうれい線を解消し、フェイスラインをシャープにします。


しかし



ちょっとしたホラー顔に。



※決してふざけてはいません。


普通の筋トレだと体への負荷がかかって、だんだん辛くなりますよね。一方、顔ヨガは真剣にやればやるほど変顔になるため、思わず吹き出し、ハッピーな気分になって自然と続けることができます。


クールダウンは、手をグーにして第二関節で頬の下をごりごりとマッサージ。これがまた気持ちいい。永遠に続けられる……。



1ポーズあたり10秒間を目安にキープし、2〜3セット行います。焦らずにポーズを確認しながら、ゆっくりとやるのがコツです。



初めて顔ヨガに挑戦してみましたが、さっそく顔がポカポカして、チークいらずの血色肌に。


顔ヨガは慣れてきたら、料理しながら、マスクをして通勤しながらもできます。後藤先生のおすすめは、朝起きたときと寝る前。朝は目を覚ましがてら、夜は一日でついた表情のクセや、ストレスでこわばった筋肉をリセットし、ニュートラルな状態にすることができますよ。


ただし、同居人がいる場合は一言声をかけてから始めたほうがいいようです。洗面所でやっていたら、背後から母の叫び声が聞こえました。


毎日の変顔を極めて、美しい小顔に変身してくださいね!


(取材・文:小林有希 編集:ノオト)

●美顔器を使ってマッサージ



顔ヨガと合わせて美顔器を使ってのマッサージも試してみてはいかがでしょうか。同居人に変顔を見られるのが恥ずかしい…なんてときにも使えますね。

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(マイカラット編集部)